藤井奈美プロフィール

藤井奈美

1967年長野県生まれ。

短大入学を機に単身上京し、卒業後就職。企業調査会社、大手鉄鋼所の海外事業部を経た後、映像制作会社の創立を手伝い経理部に配属。以来20年間、経営管理全般を任されほぼ一人で経理総務人事をこなす。創業時社長1人だったが従業員100人まで増え、渋谷に自社ビルを建てるまでに成長する。その成長過程で会社にEAPを導入し、カウンセラーとして企業内の問題を解決。現在は独立して2年目。

 

この仕事を始めたきっかけ

 

長年役員として在籍していた会社では社員の残業時間が長く、社員の不満もたまっているのは肌で感じていました。この会社にはメンタルヘルスという分野のスペシャリストが必要だと実感し、すぐに社長に直談判。スクールを探して通い始めました。その時はまだ子供が小さく時短勤務していて、部下に労務経理のほとんどを任せていたので、学ぶ時間が取れたのも幸いでした。

スクールは、通っている半年間の間に「メンタルヘルスマネジメント」の資格と「EAP心理カウンセラー」の資格を取得するというもので、EAPコンサルタントとしてのノウハウも教えてくれるスクールでした。そこでかなりの時間と労力を費やし資格を取得。カウンセラー試験に合格したその月に、欠勤しがちの社員からカウンセリングの依頼を受けたのが私の初めてのカウンセラーとしてのお仕事でした。

EAP とは

EAPとはEmployee Assisitannce Program の略(従業員支援プログラム)

EAPには内部と外部があり、内部だと人事部や事業内の産業保健スタッフが担い、外部だとカウンセラーやコンサルタント、産業医などが担うことになります。

EAPカウンセラーの仕事内容はカウンセリングだけではありません。

職場環境を良くしたり、従業員のセルフケアやラインケアを促したりします。具体的には、心理相談、衛生委員会の企画運営、ストレスチェックの実施分析、休職者復職者に対する支援などを行います。

 

起業するまで

会社を辞めることになったのをきっかけに会社を設立。メンタルヘルスの業務を請け負うことに。20年もの長い間可愛がってきた従業員たちのいる会社で思い入れがあり、どういう形であれサポートしたいという気持ちでの起業でした。

最初のクライアントであるうつの従業員のカウンセリングを何回か行い、彼の休職中のサポート、退職までの道のりは、EAPカウンセラーとして成功させることができました。

その後もメンタル不調者への対応、産業医と契約し衛生委員会の企画運営、長時間労働対策など、試行錯誤ながらも企業のメンタルヘルス対策としての事業をサポートしています。